折れた桜の使い方〜SAKURAWORKSⅢ〜

SAKURAWORKSⅢ〜桜の染め物〜

 

桜を使った染め物は、ピンクの色で染めることができるということを聞いたことがありまして、一度試してみたかったことです。
枝が折れたことを期に手に入る枝がたくさんあるので、今年はやってみることにしました。

草木染めの要領で簡単に染められないかなと思い
1番簡単な方法で染めてみました。

準備
1 桜の枝を細かく切る

桜の花が終わった木を使いました。
萼も一緒に煮出したら色が出るかな?

2 つつんで煮出す。

コトコトと1時間30分くらい時間をかけて成分を取り出していきました。
桜の木は芯は白、樹皮の内側と萼と若葉が淡い緑色、樹皮は灰色から時々小豆色っぽい感じのものまでいろんな色が混じっていました。
どんな色になるかな?と期待していましたが煮出してみると、こげちゃ色でした。

3 煮出した染液に媒染液を加えてそれぞれに分けて染めてみます。

今回試したのはアルミ(みょうばん)、銅、鉄です。
銅と鉄は市販のものを、アルミはミョウバンを溶かしたものを使いました。
昨年草木染めの講座で教えていただいた通りの作り方で直接銅と鉄を入れる方法で染めてみました。
みょうばんだけ、先に媒染してそれから染めてみました。

完成品はこちら

写真に色が悪くて、本当はもっと黄色いのですが。。。

 

結果、鉄とアルミが同じような淡黄色になりました。

アルミで染めるとピンク色になることを期待していたのですが、今回はそうなりませんでした。どうしてかな?と思って調べてみましたら、桜が咲く前の枝を使うとピンク色が出るそうなんです。
花が咲いたあとや葉がでた後はアルミで固定しても黄色系の染め物になるそうです。

花が咲く前の枝を切ってしまうのか。。。
と思うとちょっとピンクに染まったものを見ると心が痛い。

 

 

桜ジャム

 

桜ジャムのリベンジで、ペクチンを入れて作ってみました。

前回、桜のジャムを作ろうと思ったのですが、ペクチンがなくてゼリーにしました。それはそれで美味しくてよかったのですが、どうしてもジャムが作りたくてきちんとペクチンを入れてやってみましたが大成功です!

桜ジャムは色も綺麗になって、ヨーグルトにあう!
他にも普通のジャムとして利用できるので使い勝手もいいですね。

作り方は
ペクチンをお湯で溶かしてそれを加えた水、砂糖、桜を入れて煮出したものにレモン液を加えたら完成です。

桜のピンク色って、本当に魅力的で可愛らしくて、
食欲もそそります。

 

 

 

SAKURAWORKS まとめ

 

ゴールデンウィークに咲き始めた桜ですが、
実は外でもいまだに満開の木もあってまだ桜を楽しんでいます。

折れた枝を家に入れているのですが、今満開です!

 

未だストーブのお世話になっているので今年は寒いのですね。
来年も桜で遊べるといいな。

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ABOUTこの記事をかいた人

結婚を機に以前からあこがれていた北海道帯広へ移住。 星とハーブに囲まれて自然と共に生きるホリスティックライフを実践、アロマテラピーやハーブの講師として活動を始める。 その後、占星術アロマテラピーと出逢い認定占星術アロマセラピストを取得。 また、占星術に完全に呼応するFirst Light Flower Essence of New Zealand®(ニュージーランドフラワーエッセンス)も取得。 リーディングセッション、ワークショップなどを通じ、 個々の魂の鋳型を読み解き癒すことで持って生まれた良さがポジティブに出る気づきと癒しの活動をしている。 https://linktr.ee/hoshinokaori_obihiro