水星＆金星が天秤座へ

現在逆行中の水星、順行の金星が同時に天秤座へ入っていきます。

水星は10：18に29度、金星は10：40に0度となり、
兵糧攻めのように15度へ向かって進んでいくような
両方から行進してくるのでなんだか迫力がある。

このタイミングで動き出していくことがありそうな感じですね。

今日はホロスコープを開いてゆっくり紐解いていきたいと思います。

今日は風向きが変わっていく日

水星と金星が入っていく天秤座を分解してみると

・男性星座
・活動宮
・風のエレメント

この三つが揃うととても活発で元気よく客観的というイメージです。

男性星座は12星座の奇数に当たる6星座が所属しています。
外向的で外に働きかけるエネルギーがあります。
天秤座の場合、7つ目の星座になりまして、対人関係が発展していく時期に当たります。
多くの人を観察することで自分の立ち位置を理解していき、協調していくことを学ぶ星座になります。しばし他人の意見に振り回されて自分を見失うほどに他人に合わせてしまうこともあります。ですが、他人を観察するということで審美眼が育っていき、これから社会活動をしていく上での人間関係を作るというコミュニケーションの基盤ができてきます。

活動宮は12星座の行動様式に当たります。
活動宮、固定宮、柔軟宮と三つの様式に別れます。
活動宮の基本的行動様式ははじまりです。
何かに興味を持ちスタートしてみる、新しいことにチャレンジしてみるということを活動宮にいる天体が動かしていきます。ホロスコープの中での主役は天体です。天体が活動宮に移動することでその星座の色をまといます。ですから、水星と金星はいま天秤座色に染まっていることになります。もともと活発な水星はより行動的な方向へ、おしゃれな金星は天秤座へ帰還してきたことでよりその能力を発揮することになります。

風のエレメントは12星座を四つに分割している元素になります。
火、風、土、水と四つに分かれエネルギーの方向性になります。
風のエレメントは客観的に情報を処理して知的活動を活性化していきます。
風のエレメントに所属している星座は双子座、天秤座、水瓶座になります。
どの星座もコミュニケーションがテーマにっていますが、行動様式の違いでアプローチの仕方が変わってきます。天秤座の場合は一対一のコミュニケーションを得意とするので、誰かと誰かを繋ぐような事や自分と誰かが繋がる事を求めていきます。そこに水星の俊敏さや聡明さが加わる事で、いつまでもグズグズしていたことが急に決定し出したりすることがあります。また、金星は自分の星座になるので、今までは閉鎖的に自分の気持ちを守ってきたものが、気持ち的にも軽くなり物腰が柔らかく人当たりの良い人になってコミュニケーションをとることができるようになります。

天秤座は金星が支配している星座

12星座にはそれぞれ支配星というものがあります。
支配星は12星座を旅する感じ。支配星が星座に戻るということは、放浪していたけど自分のお家に戻ってくる感覚です。天秤座の支配星は金星になります。ということは金星は天秤座に帰還してきたことになり、金星本来の美しさや平和、調和することを思う存分発揮できることになります。人生における楽しみや喜びは金星が司っています。美しいものを愛でるという行為や愛情に身を委ねるといった、まさに芸術の秋という言葉がピッタリ。

水星は逆行しているので…
コミュニケーションについて問題が浮上したりしてきます。
今までお付き合いがあった人が離れていってしまったり、逆に疎遠だった人が戻ってきたりしていきます。逆行期間は11月4日までになりますので、それまでは過去の振り返りをさせられて嫌になることもあるかもしれませんね。でも、しばらくの辛抱ですので焦って行動を起こさないように注意が必要です。

金星は11月21日まで滞在予定です。
その間に愛情を育むこともいいですね。気になる人とお出かけしてみたりすると関係が発展していくかもしれません。お出かけする場所は美術館や映画など芸術に関することであったり、いつもと違うちょっと高級なレストランに出かけてみることがオススメです。
 

今日のホロスコープの全体像

金星に対しては緩やかな配置、水星に対しては厳しい配置となります。
愛情や幸福感に対しては満たされる時期になりそうです。また、新しい人間関係が構築されるようなこともありそうです。目標意識を高く持つことで集まってくる人や出来事は、あなたのコミュニケーションに変化をもたらし豊かにしていきそうです。
感情の豊かさに対して、思考は混乱気味です。やってくることがたくさんありすぎて整理がつかなくなってしまいそう。追いつかなくてはいけないという焦りも出てきて本来やるべき事を見失いそうになります。少しづつ処理をしていき混乱を招くことがないように気をつけましょう。