火星が順行へ
9月10日から逆行をしていた火星が順行へ戻ります。
今は牡羊座に滞在中で火星らしさが存分に発揮できるときになりますが、逆行になってしまうと進んでいたことが足踏みしてしまい真価を問われることになります。
火星の場合、積極性や正義が問われることになりますので進んでいたことに対して自分の情熱を本当にそこに注ぐことができるのかどうかを意識しはじめます。
9月からの身の回りの出来事をチェックする価値はあると思います。
火星の逆行は約2年2ヶ月おきに起きていますので、なんとなくわかりやすいサイクルですね。例えば、何かをするとき中長期プランを考えると三年のスパンだったりします。三年計画を立てたとしても大体2年を経過したくらいから軌道に乗っているのか確かめる作業をしなくてはいけませんね。
こんな風に考えてみると火星のサイクルは結構生活に密着しているような感じで、逆行だからといって身構える必要はなくうまく利用できる期間にすると有効的になるような気がします。
2020年の火星の動きのまとめ
6月28日 火星牡羊座入り
9月10日 火星逆行開始
10月6日 火星地球へ最接近
11月14日 火星順行へ
2021年1月7日火星牡牛座入り
逆行中は火星の象徴する分野において焦点があたります。ホームである牡羊座で逆行していくので牡羊座の象徴することも焦点があたります。
ブレーキがかかる事柄
行動力、積極性、情熱、ヤル気、勇気、自己主張、正義
勢いが増す事柄
怒り、暴力、喧嘩、戦い、災害
こうしてみると…火星の逆行は、
生きていく上で一番大切なところ=人生に対する積極性を知る時期とも考えられますね。逆行中に仲違いしてしまった人や怒りをぶつけていた人は、順行に戻ったら素直に謝ってみると相手に伝わりやすいと思います。勇気を出してみてね。
今年中に牡羊座の勢いを借りてステップアップしておくと、来年1月7日から牡牛座に移る火星のリズムに合わせて新しく始めたことも定着させていくことができます。明日の新月を利用してやってみたいことを洗い出すのもいいですね。
来年は逆行がない年なので今年考え抜いたことを来年実行していくように計画を立ててみるとスムーズに回っていくと思います。
コミュニティに参加して個人のことを確立していく時代に入っていきます。ですから、これだという信念をもって行動していくことが求められていきます。信念を探すにはもう少し待って。射手座に太陽が入ってから手に取ることができると思います。
火星の植物
火星の香りはパインとブラックペッパーが主体です。
どちらも温かく男性的ということがキーワードになっています。
パインは松のことでパイナップルではありません。
松は世界中に広く分布していて生活においても利用価値の高い植物です。パイン材はもちろんですが、松茸をとり、油を作り、燃料にしたり、松の実を食したりと身近な植物の1つですね。松の特徴として檜と比べると腐敗する速度が速いため使う場所を選ぶということです。火星は牡羊座を支配していて、松明の着火というイメージが強いのです。また、牡羊座は飽きっぽいのですぐに興味が移る=腐敗しやすいというイメージにもつながります。
昔はブラックペッパーはお金と同等の価値を持つスパイスです。古代ギリシャのテオフラフトスの植物記にも記されていてインド航路ができるまではヨーロッパでは大変貴重なものでした。航路ができ販路が拡大するにつれ価格は暴落していったのですが、今では世界で欠かせないスパイスの1つです。火星は牡羊座を支配していて、牡羊座は情熱的に自分の価値を探しはじめる星座であるため、当時のコショウの貴重さから人の個性も貴重だと考えたのでしょう。
火星の香りや植物を使って元気印になれるようにシフトしてみてね!