ホロスコープから読んでみる家族関係
今日は父が亡くなってから20年になります。
最近とても昔のことを思い出す機会が増えて、
なんだろうなという疑問が湧いてきました。
そこで、初めて父親のホロスコープ、母親のホロスコープ、
私のホロスコープを出してみることにいたしました。
父親と母親
父は獅子座太陽、母は蟹座太陽。月は二人とも魚座にあります。
まずここで判断できることは、一つのことに集中する力が二人を支えているということかなと思いました。二人にとって生涯を通して取り組んできた課題がありまして、それが二人のペルソナになっていました。日本一でしたのでこの基盤が二人を支えていたのでしょう。
特徴的なのが二人の火星のコンジャンクションでした。
感情の一致と積極性や行動力の一致、
母の怒りも感情的に分かち合えるということなのでしょうか。
私には理解ができなかった部分ですが、
父の包容力の高さがここに現れているような気がしました。
蟹座なので家族行事も多くて、お出かけも多かったように思います。
男性のホロスコープを読む時に金星は恋人、月は妻と判断することがあるのですが、
父の金星は蟹座にあり、母の蟹座太陽と金星、火星がマッチしています。
父の月は魚座にあり、母の月とコンジャンクションしています。
二人とも地域のため、会社のため、家族のために働き、ボランティアも精力的でした。
感情的に繋がりがありましたので、子供の私にはわからなところでつながっていたのでしょう。目の前に現れる事象から理解できないことも二人の中では解決していたのかもしれません。
私が社会人になってから、大きな事件が起きまして離婚危機があったのですが、なぜか別れなかったのです。その時、私は父にいろんなことを言いましたが、それじゃ母が可哀想だと言って離さなかったのですね。それが当時理解できなくて。本当に優しい父、そして、母は父に依存状態でした。でも、それがお互いにとっての家庭のあり方だったのでしょう。
父と母の火星のコンジャンクションで家庭内でのアクティビティがとても多かったことにうなづけます。春夏秋冬といつも季節に合わせてお出かけに連れて行ってくれたり、旅行に連れて行ってくれたり思い出がたくさんあります。
攻撃性に関しても、私を守るために二人が盾となってくれたのを今でも覚えています。私にとってそのポイントはIC4hに当たるので家族の場所なんですね。いかにご先祖さまに守られて、家族に守られて生まれてきたのかがよくわかります。
出生時刻は分からないので、12:00pmでみているのですが、母のMCに父の木星、母のICに父の月があることによって
母は地位を手に入れ(世間体をとても気にしている人だったのでここで納得できました)、報酬を得ることができるのですね。父は居心地の良い場所を手に入れ、安心して外での活動ができるわけですね。この配置はお互いを支えていく家庭においてはとても良い配置だと思いました。
父のホロスコープは太陽と水星がコンジャンクションなので喜びや楽しみを最優先して学ぶことを教えてくれていたのに対し、母の水星は双子座で幅広い学びを推奨していました。でも自分の子供時代には習い事ができなくて、私に全てを託していたのですが、私はそのプレッシャーに耐えかねていました。ホロスコープを読むことによって母の思いが今伝わった感じですが、その当時はとても苦しかったことを覚えています。でも、今はそのおかげで勉強することがとても楽しいと感じます。
両親と私のホロスコープの関係性
長年子供に恵まれたなった夫婦なのですが、父の天王星が31歳の時に母の土星とコンジャンクションになります。長男だったので実家を継いで、ようやく子供に恵まれたことでプレッシャーに勝ち風穴が空いたという感じです。
ちょうどその時に私が生まれたのですが、それを表すのが5hだったということでしょう。父のホロスコープからみてみると私のACが父の5ハウスになるので、なるほどなと。
私の土星は父の6ハウスにあり、父にとって私の存在はどれだけ癒しだったかがわかります。私のことを本当に可愛がってくれて、父に叱られたという記憶がないくらいです。
そして父のホロスコープには天体が入っていないハウスに私の天体が加味されることで、私を通してそのハウスの擬似体験をしていたのかなということが読み取れます。また、母の天体も合わせてみると父のホロスコープが12ハウス全て埋まることがわかりました。
豊富な人生経験で人徳が厚かった父なのですが、母と私によって支えられていたことも人生の中で大きなウエイトを占めていたことがホロスコープから伝わってきます。
ホロスコープを読めるようになるということ
単なる占いの道具だけではないのが占星術の良いところです。
ホロスコープには人生が刻まれています。今を翻弄されている時には生きる指針を示してくれて、絶好調の時も運気の変わり目を知ることができます。
当たる当たらないというよりは、その人の人生において天体がどのように作用していくかを人生とともに考えることができます。
私が考えている占星術のセッションというものは、カウンセリングを通してより良い人生を歩むために星を利用していく方法を探ることです。ですから、闇雲に未来を提示すること、不安を煽るようなことはいたしません。占星術の技術による根拠に基づいてのアドバイスや未来の提示は、その人のために役に立つ情報として提示いたします。
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