10月は流星群のシーズン

10月は流星群のシーズン

 

今月はオリオン座流星群、ジャコビニ流星群をはじめとする流星群がたくさん観測できる月です。
流星群を見るコツはお天気が良いこと、方角を確かめること(天頂に放射点が来ていること)、月の満ち欠け(新月に近い方が天が暗くよく見えます)、活動の活発な時を調べる(極大といいます)。
流星群は流れ星が発生する星座によって名前がつけられているのですが、活動が活発なものとそうでないものがあります。活発なものは1時間で20個くらいの流れ星を見ることができます。数が少なくても明るい流星が流れることもありますので、どの流星群もチェックしてみるといいですね。

 

10月の流星群の極大

 

キリン座流星群
極大は10月6日。観測できる期間は10月5日から6日
流れ星の数は1時間に5つ程度。
今年は満月と重なるので、流れ星が流れても観測しづらい状況です。
マイナーな流星群のためあまり派手さがないのですが、観測できたら嬉しいですね。

ジャコビニ流星群(りゅう座流星群)
極大は10月9日。観測できる期間は10月6日から10月10日。
流れ星の数は1時間で10個程度。
今年は満月と重なるので、流れ星が流れても観測しづらい状況です。
過去に1時間に数百という流れ星も観測されている流星群なのですが、今は落ち着いています。次にそのような現象が起きるのは2062年と言われています。

おうし座南流星群
極大は10月10日。観測できる期間は9月10日から11月20日。
流れ星の数は1時間で5つ程度。
極大は満月とぴったり重なるので、流れ星が流れてもとても観測しづらい状況です。でも観測期間が長い流星群なので、新月の晴れた日を狙ってみると良いでしょう。
流れ星自体がゆっくりと流れていく流星群なので、写真撮影に向いています。

ぎょしゃ座δ流星群
極大は10月11日。観測できる期間は10月10日から18日。
流れ星の数は1時間に2個程度。
今年は満月と重なるので、流れ星が流れてもとても観測しづらい状況です。

ふたご座ε流星群
極大は10月18日。観測できる期間は10月14日から27日。
流れ星の数は1時間に3個。
夜明けごろの3時間の間で観測ができる流星群。あまり出現数が多くない流星群になります。

オリオン座流星群
極大は10月21日。観測できる期間は10月2日から11月7日。
流れ星の数は1時間に20個。放射点も真夜中に天中に登ります。
10月の流星群の中では最大。今年は月明かりも少なく観測するには良い条件が揃っています。
数もさることながら明るい火球で知られています。流星の速度も速いので軌道の発生もしやすい流星群です。

こじし座流星群
極大は10月24日。観測できる期間は10月19日から27日。
流れ星の数は1時間に2個程度。
メジャーな流星群ではないのですが、今年は月明かりがなく観測しやすい条件です。
真夜中ごろからオリオン座流星群と同時に観測できる流星群となります。

夜空を見上げてみたらいつでも流星と出会えそう!

今は一眼レフなど良い機材がなくても、高性能のスマホでも流星を捉えることができる用になっています。観測をしながらスマホで撮影をしてみるといいかもしれませんね。

ABOUTこの記事をかいた人

結婚を機に以前からあこがれていた北海道帯広へ移住。 星とハーブに囲まれて自然と共に生きるホリスティックライフを実践、アロマテラピーやハーブの講師として活動を始める。 その後、占星術アロマテラピーと出逢い認定占星術アロマセラピストを取得。 また、占星術に完全に呼応するFirst Light Flower Essence of New Zealand®(ニュージーランドフラワーエッセンス)も取得。 リーディングセッション、ワークショップなどを通じ、 個々の魂の鋳型を読み解き癒すことで持って生まれた良さがポジティブに出る気づきと癒しの活動をしている。 https://linktr.ee/hoshinokaori_obihiro