ヒーリングライフ自然と暮らす【ニセアカシアで蜜作り】
毎日お散歩しながら心待ちにしていたニセアカシアの開花。
お花のシーズンになると甘い香りがしてきてずっとそこにいて香りを嗅いでいたくなります。
昨年からこの香りをなんとかしたいなと思い始めて、去年はお花を煮て保存、お酒を作り、天ぷらで食べたりしていました。どれも美味しくて、あっという間に無くなります。
お酒も美味しかったのですが、お花を煮詰めたものが結構役に立ちましたので
5月はたんぽぽ蜜を作って美味しさに感動したのをきっかけに、
6月はニセアカシア蜜を作ってみようと思いました。
蜂みたいな生活(笑)
ニセアカシア蜜作りの手順
まず、お花を収穫します。
ニセアカシアは街路樹によく使われるのですが、
大きく育つ木なのであまり大きな木になってしまうと花に手が届かなくなってしまいます。
今年は枝も打たれてしまっていて、大木からの採取ができませんでしたが傍から生えている小さな子のお花をいただきました。
お花だけ取り外し洗います。虫やアリンコがいるので要注意!
虫やアリンコも美味しい蜜を求めてやってきて、
私に収穫されちゃってごめんなさい。
でも、見つけた子はみんなバイバイしました。
洗って、水分を取るのは大変なのですぐに煮てしまいます。
煮るときには水、レモン、お花で蜜を取り出していきます。
沸騰してから15分ほどで水の中にお花の成分が溶け出していきます。
ちょっと多めの水で煮出してみたのですが、結局に詰めてしまうので、
お水の量はお花がひたひたになるくらいでいいのかなと思いました。
お花を煮てお花の成分が取り出せたらお花を布巾などで漉し絞ります。
結構小さなものが入っているのでざるではこしきれません。
500gのお花がキュッと小さくなっちゃいましたね。
絞ってみるともう少し煮汁がありますのでぎゅっとしてね。
ここから、粗糖を加えて煮詰めていきます。
時間がかかりますがじっくりと煮詰めてみてくださいね。
最後に泡が出てきますので、そこからが本番。
あまりに詰めすぎると硬くなりすぎるので、サラサラだけど密っぽいところで止めます。
この加減が難しいのですが、冷えたときに固まることを考慮します。
ちょっと鍋に置いておいて、冷えたときにどうなるか様子を見ます。
その時点であまり硬くなってしまうようでしたら、
お水を足してもう一度加熱してみて沸騰させてみてください。
蜜のような硬さになったら完成です。
ちなみに、私ははちみつ程度のトロッと感を目指して作ります。
100均で蜜用のディスペンサーがあるので
そちらの容器に移し替えて使います。
蜂蜜の代わりになる味なのでヨーグルト、パンはもちろん。
カレーを作るときに使うチャツネ代わりにもなります。
なんでも使えるものなので、今年はたくさん作って保存しようと思っています!
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旬のものを楽しみます。