アロマテラピー検定1級2級受験対策コース
公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)が主催しているアロマテラピー検定試験は1999年からはじまり現在までの受験者数は46万人を越えています。アロマテラピーの基本を勉強できるだけでなく香りに親しむことでリラックスもできる検定です。
AEAJは日本最大のアロマテラピー関連団体で会員数5万人越えています。アロマテラピーだけでなく、環境と植物の恩恵に学ぶ環境カオリスタ、植物と美容のナチュラルビューティースタイリストといった検定も主催している団体です。
アロマテラピー検定1級2級はご自身で香りを楽しむ、家族や周囲のために香りを使い健康維持や美容に役立てていくため精油や香りの取り扱いに関する知識のための誰でも受験可能な検定です。この検定の良いところは協会の会員でなくても受験できるところで一度に取得すると終身資格となるところです。
年齢、性別、国籍など関係なく受験できるので小学生のお子さまとお母様が受験されていたりもします。
アロマテラピー検定で必要なこと
・公式テキスト
協会が発行しているテキストが受験範囲となります。テキストをこなしておけば合格できる検定です。でも、「それだけでは不安」という方のためのアロマテラピー検定受験対策コースでは、講師のお話も生で聞くことができるのでわからないところをすぐに解決することができます。
・香りテスト用の精油(エッセンシャルオイル)
検定では香りを嗅ぐテストがあります。アロマテラピーを普段から親しんでいる方で絶対の自信がある場合は必要ないかもしれませんが、実際、試験会場で香りテスト用のエッセンシャルオイルを配られる瞬間はドキドキ。
名前がわからない状態で香りを嗅ぐと微妙なところでどっちかな?と思うことがあります。例えばティーツリー、ユーカリといった同じ成分が入っているものだと「うーん?」ってなることも。香りの特徴はそれぞれあるので自分流で覚えるしかないのです。それには2級は9種類、1級は2級のものをふくめて17種類を覚える必要があります。
セットで購入できるものが通販であります。
・アロマテラピー検定公式問題集
テキストの内容が理解できていれば分かりやすい問題ばかりですが、どのような出題傾向があるのか知ることができます。アロマテラピー検定対応コースではオリジナル問題集で練習できるシステムとなっています。
検定では生活の木の精油セットで学ぶことが推奨されていますが、別々に購入するのが面倒だと思われる方はテキスト、問題集、精油セットの四点でセットにされているお店もあります。ですがそのお店の精油なので微妙に香りが違うこともあります。
問題集に関しては公式のものの以外にも沢山出版されています。できるだけ新しいものでお勉強していかれたらよいと思います。
これだけあれば独学でも受験可能です。勉強期間はアロマテラピーの基礎や精油の知識がある場合で1ヶ月くらいでしょう。基礎から覚える場合はもう少し余裕を持った方がよろしいと思います。
問題数は2級55問、1級70問。
正答率80%で合格となります。
検定合格率は90%です。
・資格取得の目的はありますか?
検定を受けるモチベーションはどんなことか一度考えてみるといいでしょう。
知識を深める
正しい知識を身につける
ご自分の癒しのため
ご家族や友人のため
趣味で資格を取る
仕事にしたい
ボランティアをするため等
目的は様々ですが受験されるときの思いというのはずっと持ち続けることになります。私も香り好きが高じてアロマテラピーの世界にはいったのですが受験のきっかけは、子育てと仕事と一生懸命なお母さんたちをサポートしたかったからです。
はじめての講座はママの子育てサークル。香りで笑顔になるお母さんたちを見てとても嬉しかったのを覚えています。検定は07年、インストラクターは09年に取得すると市の生涯学習の講座や研修会等あちこちで講師として講座にたちました。
あっという間のできごとですが、初心は思い出深いものとなっています。
いざ受験!
・受験費用はどちらも6600円。
ここで、どちらを受験するかということになってきますが…
受験するに当たって2級から受けなければいけないという規定はありません。いきなり1級から受験可能です。
同日受験も可能ですが、時間も受験費用も2倍かかってしまうことを考えたら一度に1級をとる方が楽チンです。昔は1級と2級のテキストが違っていたのですが、今は一冊にまとめられていて勉強するときも一度に勉強できるようになっています。また、問題集も2級から1級まで網羅しているので問題集を全てこなせば1級までできるようになっています。
もしも、アドバイザー、インストラクター、アロマセラピストといった上級資格を取得するとか、アロマテラピーを仕事に活かす、となると絶対に1級が必要になります。
勉強をはじめる前にサクッと「1級までとる!」という気持ちで挑んでいきましょう。
ちなみに1級合格を目指して公式テキスト、公式問題集、精油セット生活の木、受験費用を合計すると16,700円です。2級もとなると受験費用6600円がプラスされます。
受験費用は基本的には返金されません。じっくり考えてから出願しましょう。
・受験会場は全国34箇所。
札幌、釧路、青森、仙台、郡山、つくば、宇都宮、前橋、さいたま、千葉、東京、横浜
新潟、金沢、甲府、松本、岐阜、静岡、名古屋、四日市
京都、大阪、神戸、奈良、松江、岡山、広島、高松、松山
福岡、長崎、熊本、鹿児島、那覇
北海道から沖縄までどこにいても受験できます。ところが、主要都市から離れた所に住んでいるとそこまで行かなくてはなりません。受験のために1泊プラス交通費と出費がかさんでしまいますが、そこまで考えておきましょう。
・日程は年に2回
5月と11月に受験があるのですが、スケジュール的にはもっと早くからはじまります。
申し込み期間
5月試験→2月中旬~3月中旬
11月受験→8月中旬~9月中旬
凄い早いんです!
これを逃すと受験できませんので要注意です。
申し込みはWEBからと郵便振替の二つがあります。
www.aromakankyou.or.jp
こちらを検索してみてくださいね。
・試験はマークシート方式
私が受験した頃は記述式の問題がありましたが今はマークシートのみです。
・試験の出題範囲
アロマテラピーに関しての基本的な内容がほとんどです。
2級
香りテスト(9種類)
アロマテラピーの基本
きちんと知りたい、精油のこと
アロマテラピーの安全性
アロマテラピーを実践する
精油のプロフィール(対象11種類)
1級
2級の範囲
香りテスト(17種類)
アロマテラピーのメカニズム
アロマテラピーとビューティー&ヘルスケア
アロマテラピーの歴史をひもとく
アロマテラピーに関係する法律
精油のプロフィール(対象30種類)
・香りテストの精油
香りテストも決まった範囲のものが出題されます。
以前に比べると種類が少なくなっていてちょっぴり楽なのでしょうか。
香りはアロマテラピーの基本なのでテストのために覚えるという感覚よりは「普段から使えるようになる」ために覚えていくとよいでしょう。
2級9種類
スイートオレンジ
ゼラニウム
ティーツリー
フランキンセンス
ペパーミント
ユーカリ
ラベンダー
レモン
ローズマリー
1級17種類
イランイラン
クラリーセージ
グループフルーツ
ジュニパーベリー
☆スイートオレンジ
スイートマージョラム
☆ゼラニウム
☆ティーツリー
☆フランキンセンス
☆ペパーミント
ベルガモット
☆ユーカリ
☆ラベンダー
☆レモン
レモングラス
☆ローズマリー
ローマンカモミール
☆は2級と範囲がかぶる精油です。
アロマテラピーは暮らしのなかで使ってこそ役に立つ自然療法
ホリスティックケアという言葉を聞いたことはありますか?
物事の一部分だけを見ないで全体を見て、プラスとマイナスのバランスをとり整えていく方法のことです。嗅覚という感覚を使うアロマテラピーの得意分野。
資格をとることだけが目標ではなく最終的に自分で使いこなせるるようになることが目標だと思っています。
アロマテラピー検定は独学でも受験可能な検定です。
それでもアロマテラピー検定対応コースを開講するのは、
テキストだけの内容では伝わらない、アロマテラピーの本当の楽しさや奥の深さをお伝えしたいと思うから。
今のテキストは見やすくて、イラストも豊富なのです。でも内容はその分…
せっかく時間をかけて勉強するのですから、もっと深く理解してもらいたいし、脇道にそれる四方山話も交えながら覚えていったらおもしろいですよ♪
アロマテラピー検定対応コース
2級 5時間1日コース
内容 公式テキスト2級の範囲(*上記の出題範囲を参照)
実習 基材を確かめる 芳香浴 スプレー製作 沐浴法 吸入法 湿布法 トリートメントオイル製作
費用 13,700円(テキスト代、問題集、税込み)
1級 4時間3日コース(12時間)
内容 公式テキスト2級、1級の範囲(*上記の出題範囲を参照)
実習 製作するもの
デフューザー ボディオイル アロマバーム スキンローション アロマクリーム クレイパック
費用 34,500円(テキスト代、問題集、税込み)
*試験直前ワンポイントレッスンも個別に対応いたします。
アロマテラピー検定受験対策コースで不安を解消して試験に望めるようお手伝いいたします。