上美生ほしぞらヒンメリ会「ひんめる」へお邪魔させていただきました。
前からヒンメリに興味があって作ってみたかったのですが、
今回ちいさな森のマルシェでご縁が繋がり上美生にヒンメリ会があることを知りました。
ヒンメリ会は上美生地域で取れた麦わらを使って
ハンディクラフトを作りながら地域のコミュニティ活動をする会です。
今年、活動拠点が上美生の街にできたところでこれから発展する予定です。
十勝の小麦の生産量は国内産60%を占めています。
地元の産業を上手に使ってクラフトを作れる会が立ち上がるなんて、
やっぱり北海道はいいですね!
ヒンメリはフィンランド発祥のモビールで幸運を祈るシンボル。
クリスマスのオーナメントを作ったりすることもあるそうで
意外にできることがたくさんあるんです。
クリスマスのオーナメント「ストロースター」はこんな感じ。
地域外の人も製作を体験できるということで、
そこで早速ヒンメリを作りにいってきました。
ヒンメリ製作会で体験できること
ヒンメリはたくさん形があって三角や星形や四角など作ることができるそうです。
その中でも基本的な形の三角を作ってみることができます。
はじめは、麦わらを同じ長さにカットしてみるところから。
壊れやすいのでドキドキしながらカット。
ハンドクラフトが得意ではないので
同じ長さに切るのが結構緊張するんです。
そして糸を選んで、麦わらに通すのですが、
みなさん麦わらって手に取って触ったことがありますか?
麦わらはコンバインで麦を刈り取った後残されていくのですが、
今の北海道の小麦刈りは人がすっぽりとハマるくらいの大きなタイヤのついた、大型のコンバイン(写真参考)という乗り物で刈り取ります。
この機械で小麦の穂だけ刈り取り、後ろから麦わらが整列するように出てくるのです。
それを今度は丸めて500kgくらいのロールを作り、家畜の寝床となり、うまく地域で循環しているのです。
麦わらは英語ではストローと言います。まさに飲み物の時に使うストローと同じです。
アライグマラスカルの一場面でラスカルが拾われた時に麦わらでミルクを飲ませているシーンがあるのですが、子供の時にみて「え?」と思ったのです。でも、十勝にやってきて麦わらを見て「これはストローだ」と納得しました。
小麦の穂です。刈り取られたのは実だけで、コンバインは上手に刈り取ります。
おっと、話が逸れてしまいましたが、
麦わらに糸を通し、順序よく結んでいくことで形が出来上がっていきます。
ビーズやタッセルをつけると色が入ってヒンメリがより映えますね!
早速サロンに飾りました。空間が綺麗に見えます。
ほしぞらヒンメリ会というお名前なのですが、私も星の香り。
なんだか共通点があって不思議なご縁を感じました。
上美生ほしぞらヒンメリ会「ひんめる」に興味のある方はこちらからどうぞ。