ずっと憧れていた染めをしてみたいと思いまして、昨年は畑で藍を育ててみました。
結構採れたとおもっていたのですが、乾燥してみると葉っぱは800g程度にしかなりませんでした。
秋にすくもを作るのが本当らしいですが、
色々ありまして今になってしまいました。
全てがはじめてのことなので、素人のあそびとしてチャレンジです。
北海道は気候が涼しいので
それでも。
30度を超える日が続く日を狙い
5月28日の暑い日からスタート。
案の定30日越えの日が続き、すくもにとってはとてもよい環境だったと思います。
ちなみに、昨日までの3週間は雨も降らずに夏のような天気でした。
【すくもつくりの工程】
初日は乾燥している藍の葉を水に混ぜて様子を伺います。
暑い日でしたのですぐに25度以上に発熱が。
2日目に切り返しの時にもう少し水を足して全体がしっとりするまで混ぜました。
3日目すでに35度くらいになりまして、様子を伺いながら切り返し。
4日目は変わらず35度くらいをキープ。
においがきつくて屋外の車庫に保存する。白いカビが発生してきてよく混ぜる。
5日目ポカポカしてる。
北海道の夜は寒くなってしまうので自然と温度も下がってしまいそうですが朝でも25度くらいありました。
6日目温度が50度近い。今から思えばこのころがピークでした。
だんだん粘りが出てきて葉っぱがひっつきはじめてきました。
7日目同じような温度で発行が続いている。
その後はこの温度が少しづつ下がりながら約1週間ほど続きました。
ずっとアンモニア臭がしています。
自宅ですくもを育てるということは臭いとの戦いになりそうです。
今日の藍の様子はこのようになっています。
団子になった藍を毎日ほぐしていき温度を測定しています。
寒い日でもだいたい18度くらいをキープしはじめているので発酵は終わってきたのでしょう。
でも、温かい昼になるとまた温度が上がるので。いつ乾燥する工程に行こうかと思案中です。
今日ほぐしている時に感じたのは、なんとなくインディゴのような色がでてきた?
光の加減かもしれませんがなんとなくそんな気がして、もうそろそろいいかなと思いました。
今週は気温が上がらず雨の日が多いので、もう少しこのままにして温度が上がったら一気に乾燥させようと思います。
本来、職人さんであれば100日くらいかけるらしいのですが素人はこんなもんですね。
でも、3週間かけて発酵できたので良しとします。