10天体のアロマ【水星】
占星術の基本的な考え方として「天空には黄道12宮という地図」があるのをご存知ですか?
黄道12宮とは占いで使われる12星座の帯のことです。その星座の帯に、ある惑星が入ると…星座と惑星それぞれの基本的特徴と基本的意味を持って私たちに影響を与えるという考え方。
占星術ではそれぞれの星座の特徴・惑星の意味により、各々の影響を読んでいきます。
誕生日・出生時刻・生まれた場所により割り出されたホロスコープ(出生図)では、サイン(12星座)・天体(惑星)アスペクト(惑星同士の影響を与える角度)・ハウス(時系列)がかかわってくるのですが、惑星が位置する星座の場所によって各々意味が変わってきます。みんな違う条件で生まれてくるので、みんな違う場所に惑星が置かれていくことになり、みんな違う人になるのです。
コミュニケーションと情報の星水星について
水星は2週間くらいで一つの星座を移動する時から、逆行(約3週間)が入ってくると少し長い期間一つの星座にいるときがあります。太陽から最も近い天体でいつも太陽と一緒。28度以上離れることはありません。ですから実際に観測をしようと思っても、太陽の近くの東と西の空の低いところになり観測がむつかしいのです。
水星を観測したいのであれば、東方最大離角、西方最大離角の時に観測できます。天体表をチェックしてみて。
古くはシュメール人(BC3000年)が水星を観測し始めたといわれていて、惑星と分かったのはプラトンの時代(BC347年ころ)。
ギリシャではヘルメスと呼ばれ、ローマではメルクリウスと呼ばれています。ローマ神話に出てくるマーキュリーは商人とか旅人の守護神です。ちなみにマーキュリーとは足が速いという意味だそうです。ほかに化学の分野でもマーキュリーと言えば水銀。錬金術師の守護者ともいわれています。また、占星術においての水星は商売・旅行の他にも情報(文筆や報道など)やコミュニケーションを表したり、知識のカギを持ち、交通の神であり、雄弁・音楽の神であります。
水星の性質は中性。
太陽のメッセンジャーとして、自分自身の主体性や表現をするためのメッセンジャーです。学びを通しての心の動きや知性の表現も水星の役割です。ヘルメスは足が早く伝達をする役割をになっています。昔は手紙を届けるというイメージでしたが、今ではメールやラインみたいな場所でのコミュニケーションも。
12星座が与える水星への影響
太陽が父、月が母ならば、水星は子供。
太陽の周りを軽やかに動く姿が子供のように映ります。
そんな知性の適性を示す水星と12星座が組み合わさると・・・
牡羊座・・・衝動的でスピーディな行動。直感思考。
牡牛座・・・五感を通じてじっくりと理解をする。技術習得。
双子座・・・快活なコミュニケーション。話術や文筆。
蟹座・・・自分の考え方を守る。記憶力に優れる。
獅子座・・・顕示的になりやすく創造的。視覚的な表現。
乙女座・・・分析力が高まり具体的に考える。実務的なこと。
天秤座・・・クールで合理的で正しいバランスをとる。知的・音楽的。
蠍座・・・普段は冷静ですが感情に触れると熱くなるの両極。謎解き。
射手座・・・向上心・知識欲は旺盛。出版・スポーツ。
山羊座・・・現実志向で保守的で合理的。スケジュール調整が得意。
水瓶座・・・独創的な思考で進歩的。開発・研究。
魚座・・・自分の感情を通じて知識を得ていく。別次元のコミュニケーション。
地球上のすべての生き物は天体の影響を受けて成長していきます。そのエネルギーを詰め込んだカウリ・ホリスティック・ヒーリングのエッセンシャルオイルは12星座・10天体。
水星の香りは心も軽くなり、素早く動くことができるようになる香り。
思考も快活になってきて頭脳がクリヤになる感じです。
占星術アロマテラピーについて
【9月開催】2022年カウリ・ホリスティック・ヒーリング認定占星術アロマセラピスト養成コーススケジュール
牡羊座木星期開運ワークショップ【占星術アロマテラピー®︎シェアリングワークショップ 〜風の時代のパッションが未来の私を切り拓く〜 ボーダレスな私らしさの見つけかた】