星と私とツナガルこと
生まれてきたタイミングというのは魂のメッセージが隠されているといいます。
私の出生図から見えてくる私の人生はどんなだったか。
生まれた瞬間から始まる物語は本当に的確に物事を示しており、
その瞬間に生まれたいと思って生まれてきているのですから、
当然と言えば当然のことで、
当たる当たらないというレベルのものではないのが占星術です。
カウンセリングに使っているホロスコープは
生まれてきた時の図以外にも、過去、現在、未来を推測できるものを使います。
普段から誰かさんのホロスコープは毎日見ているのですが自分から遠ざかっていました。
占星術の勉強を始めた頃は自分のホロスコープがテキストになり
色々読んでいくうちに納得できていたのですが新月を境に気になり出して。
牡羊座新月でしたのでちょうど良いかと思い自分のホロスコープを使って、自己分析をしてみることにしました。
ホロスコープが語ること
生まれた時の時間とか生まれた時の場所によって
ホスコープに配置される天体が違います。
そのことによってその人があゆむ道が違うので
たとえ双子であっても同じ配置はないのです。
私の子供時代はほとんど記憶がないので
はっきりしたことは言えないのですが。
母とはホロスコープ的にみるとオポジション親子です。
母親とオポジションまたは何らかの天体がスクエアを持っている親子はとても多い。
子は子供として生まれて人生のはじまりですが、
母にとっては人生の大イベントでありまして、
彼女にもいろんなアスペクトがやって来るわけです。
その彼女のアスペクトと私の生まれた瞬間は
必ずリンクしているので母親との絆のようなものです。
今まで母親のホロスコープは作ったことがなく、
自分にとってはパンドラの箱的なところがあり、
ある意味目をつむってきたところです。
でも、自分のホロスコープを分析するとなると一番最初からやってみたくなり
ホロスコープを照らし合わせてみました。
そこで、初めて謎が解けたような気がするところがありまして、
母親との間での問題を抱えてるクライアントさんも多いのでシェアさせていただきます。
母の太陽水星火星冥王星が私の太陽水星金星をターゲットにしていて、
ノード軸も私の太陽とコンジャンクションしています。
それゆえ私の主体性は母が握っており、
子供だったのにずっと押さえ込まれていたという感覚。
常に上からで認められた愛されたという感覚が全くなくて
自分は本当にこの人の子供なのだろうかという
そんな気持ちで子供時代を過ごしていました。
ポイントはそこだけではないのですが、
太陽同士のオポジションに冥王星が同席なので、
権力は母にありました。
おまけに母のホロスコープは魚座土星でして、
母の幼少期は戦争を乗り越えてくるという大変厳しい時代でした。
それゆえに自分がしっかりしなければいけないという焦りとか
ふわふわしたことに踊らされてはいけないという厳しさを身につけてしまい
幻想を抱くことができない時代をくぐり抜け、
それを子供にもしっかりと伝えなければいけないという気持ちが強く
結局躾のきびしい母親になってしまいました。
この頃は子供でしたのでどうしようもなく受けることしかできません。
月の頃は受動するしかできないのですが
発達する感覚もこの頃に育ちます。
本来なら夢のように過ごさなければいけない時代を
私はとても現実的に受けなければなりませんでした。
私の月とカイロンはコンジャンクションです。
母との太陽とスクエアです。
母親の感情の捌け口になっていたことが記され、
私から見れば私の考える愛情が返ってこなかったということです。
母親のことを考えると心がズキズキと痛む原因はここにあると思います。
ホロスコープはその通りに人生を送っていくとは限らないのですが、
その人の中に眠っているエッセンスとしてずっと流れています。
自分の記憶にないことも、ホロスコープには隠れていて
そこから紐解くことで理解して納得して安心できます。
過去は心がズキズキした私でも今はホロスコープと香りを組み合わせて
自分を癒す方法を知っています。
だから、随分と楽になりました。
占星術アロマテラピー®︎〜星と香りのカウンセリングセッション〜
星と私とツナガルこと〜転機がやって来る時〜
誰の人生でも一度は必ず運命的な変化というものがやってきます。
そこで運命と感じて行動できるか、否か。
ホロスコープの動きをみていくことで未来予想ができるのですが、
私はそんなことを知らずに行動していました。
今から思えばそれは結局ホロスコープが示していることを実践しているだけでした。
20歳の時に私は半年間インドへいきました。
その頃ホロスコープでは、例年以上にSA天体がNA天体へとあたり出して
私の生活に変化をもたらし社会へ向けた行動を起こすように仕向けられていきました。
そこで出会った人へ物資を送ったりしていて、その人が今の主人になるのですが、この時、SA火星がNAアセンダントへコンジャンクションしているのです。
まさにホロスコープが教えてくれる。
出会う男性がそこにいて、私がその人と一緒にいることで輝く、
人生の方向性を変えていくために情熱を注ぎ決断をしていく時です。
火星は情熱とモチベーションを上げるために鼓舞してくれます。
戦う闘争心に火がついて、鎧をつけるタイミング。
自分は自分らしく生きるためにこの人に出会って行動を起こす原動力をもらいました。
月日は流れていくうちに、
この人と一緒に暮らしたいと思い、行動を起こしたのは21歳です。
その時、SA火星とNAアセンダントは継続中。
そこへSAアセンダントとNA木星がオポジション、SAアセンダント//NA土星が加わり
他者への依存、他者からもたらされる幸運とか人に甘えることを希求していたようで、
自分の人生を人生目的を衝動でつい決めてしまうような。
そんな決断を早々にすることになりました。
そこへしばらくすると土星にアセンダントがやってきます。
自分や人生に対して責任が生じ自分で生きていくことを決意していました。
この頃にはほぼ実家と離れて暮らしている状態でしたので
私にとっての家庭は新しく作った生活ということになるのです。
この一連の流れを読み解くと
この時期だったからこそ変化に対応するモチベーションがありまして、
「自分」の思う通りに動きたくなりそのように動いていました。
SA火星、木星、土星のアセンダントへのヒットは重要で
人生の選択をしていくディレクションとなったと思います。
自分が意識していない部分でのホロスコープの事象。
当時は何も考えていなくて無意識に道をえらんで
でも決定は自分の意思であって。
この時は火星の力で行動力と結びついていったように感じます。
このように知らず知らずホロスコープの示す道をたどっているので、
ホロスコープは魂の鋳型と呼ばれるわけです。
これから先ももう少し分析を続けてみたいと思います。
続きはまた今度。