白樺は北欧諸国では健康を維持するため活用されています。
春の訪れとともに採取できる樹液には
アミノ酸、リンゴ酸をはじめとするミネラルが豊富で
春の錆び付いたからだを活性化させるのに適しています。
甘味料キシリトールは白樺からとられ
実際に樹液や葉っぱのハーブティには
スッキリとした甘さを感じられます。
樹液や葉っぱはビタミンCをはじめとするミネラルには
飲むと便秘、整腸作用、体のクリーニング効果があります。
お肌には美肌やアトピー、抗酸化作用がありお肌にはりを与えます。
樹液は冷凍保存で
葉っぱは成長した頃に採取して
乾燥させておいておくだけで一年中楽しめます。
今年の春は樹液採取、夏には葉っぱを採取して
白樺ライフを楽しんでみませんか。
白樺の蒸留水を作ってみた
RubanRose さんからお借りいたしました
リカロマを使って蒸留しました。
まずセッティングです。
ビーカーの回りに白樺を詰めます。
この時、ビーカーの中に葉っぱが入らないようにカバーをするか
細心の注意を払って詰め詰めしていく。
ビーカーは専用の付属品があるはずですが
付属されてなかったので自前のビーカーです。
本来200mlのものが望ましいのですが
普通のビーカーだと、たぶんリカロマの構造上入らない。
最後に200mlの瓶に瓶詰めしたのですが
ほっそりめでも入らなかった!
付属品は相当ほっそりしていると思います。
水300ml、ビーカー、葉っぱを入れたら
火を入れていきます。
IHがなかったので普通のカセットコンロでトライ。
弱火でビーカーにあたるかあたらないかの状態を保ちます。
上部には氷をいっぱい入れておきます。
氷は溶けたらその都度足していきます。
時々、くるくるしてできるだけ冷たい状態をキープ。
温められた水蒸気が冷たい層に当たって水分に戻るという仕組みです。
ですから、効率よく蒸留水を得るには
常に冷たい状態が理想的です。
こんな感じにポタポタと。
容器の先端に乳首がありそこに集まって水滴が落下します。
ビーカーはその真下に来るようにセットされています。
冷たいといっぱい落ち、温くなるとスピードが緩くなります。
今回はビーカーが100mlだったため途中で火を止めて
出来上がった蒸留水を保存用のビーカーに移し
もう一度火にかけるという作業をしました。
でもこの作業は温くなっていっぱいになった水や氷の交換にもなり
案外よいかもしれないと思いました。
蒸留器の中の水は白樺のハーブティのように茶色がかった緑色ですが
蒸留されると透明になります。
香りは甘くて、木のお茶の匂いというか
森林にいるような気分にさせてくれる蒸留水です。
結果、300mlで200mlの蒸留水を採りました。
約40分の蒸留でした。
直接つけることもできるので
そのまま化粧水にして使えます。
ジェル、軟膏など精製水にかえて
色々な使い道があります。
今まで、アランビックで蒸留水を作っていたのですが
リカロマはガラスでできていて管理も楽チンです。
蒸留水ライフをもっと楽しめそうです♪