2025年5月13日蠍座満月

蠍座の月と牡牛座の太陽が向かい合う満月──つまり蠍座満月 × 牡牛座太陽の軸は、

「所有 vs 手放し」
「物質的安定 vs 精神的深み」
「現実的な価値観 vs 見えない絆や感情」

といった相反するようでいて深くつながったテーマを浮かび上がらせます。

牡牛座の太陽は私たちに、安定・物質・五感の心地よさを求めさせ、
蠍座の月は一方で、「本当に大切なものは何か？」を魂レベルで問いかけてきます。

そこに冥王星逆行の影響が加わる今、
私たちは“形だけの価値”を超え、
“本質的なつながり”や“内面の真実”に目を向けることを促されているのです。

握りしめているものを手放すことで、
本当に必要なものだけが残り、
それがあなたの真の豊かさとなっていく──そんな節目の満月です。

蠍座満月のパワーで運を引き寄せる

蠍座のキーワードは「I desire（私は欲する）」
この「欲する」は、単なる物質的な欲望ではなく、深く強く求めることを意味しています。
たとえば――

真実を知りたいという探究心

他者と深くつながりたいという絆への欲求

生まれ変わるような魂の再生への渇望

蠍座は、表面的なものでは満足せず、「核心」「本質」「深さ」を求めるサイン。
「I desire（私は欲する）」という言葉は、その情熱・執着・変容への意志をよく表しています。

蠍座の支配星冥王星は逆行中。
今のあなたが本当に欲しているものがあぶりだされていきそうな満月。
気が付くことで、あなたの変容が始まっていくのかもしれませんね。

満月のときの過ごし方

満月のときは窓を開けて、月の光をたっぷりと浴びてみて。
月の光は柔らかくあなたを包んでくれるでしょう。

思いを整理し、達成できたことに対しては感謝をしましょう。
また、達成できるようにお願いをするのも良いでしょう。

満月の光は浄化を促します。
パワーストーンをお持ちでしたら一緒に月光浴を楽しみましょう。

過去にこだわっているものや、未解決の感情は手放すと良いです。
執着を解放することで、新しいエネルギーを迎え入れる準備が整います。

蠍座と関係性のある身体部位は、
生殖器官（子宮・卵巣・精巣など）
排泄器官（直腸・肛門）
泌尿器（膀胱・尿道）
深部の内臓・ホルモン系
蠍座は「性」「死」「再生」という根源的なテーマを司るため、
命の出入り口となる器官に深い関係があります。

また、性的エネルギーとリビドー（生の力）
デトックス・排泄・浄化
免疫・防御機能
深い感情やトラウマの記憶が溜まりやすい場所
これらの部位や機能は、感情的ストレスの影響を非常に受けやすく、
特に怒り・恐れ・執着といった深層感情が不調の引き金になりやすいとされます。

蠍座的なアプローチでのケアは、
深層心理へのアプローチ（カウンセリング・瞑想など）
骨盤まわりの血流改善（温める、ヨガ、呼吸法）
性と感情の健全な解放（アート・セラピー・セクシャリティの理解）
デトックスやファスティングでの浄化
蠍座は根底とつながる星座。感情も身体も殻に中に閉じ込めていることをクリアにすることが良いでしょう。

蠍座の香りはシナモンとパチュリ。
香りは感情や意識に深く作用する強力なツールであり、
特に蠍座に関連する香りは、深層心理に働きかける力を持っています。
蠍座の支配的なテーマである再生、浄化、変容にぴったりの香りとして、シナモンとパチュリがあります。
これらの香りを使って無意識領域からクリアにしていくことで、内面的なバランスを整え、感情の整理や心の浄化が進みます。
蠍座のお香りの使い方