第2回阿寒湖フィジカルリトリートツアー「湧水を巡る旅」

第2回阿寒湖フィジカルリトリートツアー「湧水を巡る旅」

 

3月6日〜7日阿寒湖フィジカルリトリートを開催いたしました。
今回は前泊して翌朝に森を歩くというスケジュールでした。

3月上旬の北海道は冬と春が入り混じっていてまだまだ寒い日が続きます。
森の春は雪も残っていて空気は冷たく凛としているのに、柔らかい日差しが差し込むと妖精たちが春のダンスを踊っているかのように幻想的。
その森から溢れる清らかな水が溜まってできているのが阿寒湖です。

第2回阿寒湖フィジカルリトリートでは、水源を求めて歩くことでフィジカルに、森と水を感じることで癒されてきました。

それと同時に今回星の香りは阿寒湖&弟子屈でのワーケーションも同時に開催させていただきました。

その様子をお伝えいたしますね!

 

まずは阿寒湖温泉民宿山口へGO!

 

3月6日

いつもお世話になっている民宿山口さん。
家庭的な雰囲気の旅館でご飯も温泉も最高!!
女将さんはいつも笑顔で優しく出迎えてくれるのでホームに帰ってきたような気分になります。

今回は早朝リトリートなのでまず前泊するところから始まります。
この日はプライベートでの用事があったので私が到着したのは夕食前になってしまいましてメンバーの一番最後に合流です。

到着した私も早速輪の中へ。
まずは前回から引き続き参加をしてくださっている方と今回お初の方合計9名との顔合わせ。もうすでにみなさんの自己紹介が進んでいてその場はすでにリラックスムード。

今回はTさんがお持ちになられたカタルタカードで自己紹介。引いたカードの接続詞から話を始めていくカードでいつもと違う自己紹介。
いつもと違うワードが出てきて思わぬ方向へ。
でも、ここでの仲間とはこんなお話をしてもいいんだという安心感。

もうここですでにリトリート感が満載でした。

ここに集まってこられた方々は必ず何かのご縁で繋がっていて、
このようなご縁をいただく時には必ず皆さんの波動が同じベクトルにあることを感じます。明日へ向けての期待というか、水源をめぐるという高揚感と貴重な体験へのワクワク感がひしひしと伝わってきました。

 

阿寒湖を楽しもう!

今回のおまけの観光は
阿寒の夜のイベント「冬花火」。
阿寒湖は湖上ワカサギ釣りができたり、刃牙のスタンプラリーもあり、
やってみたいことはたくさん!
冬花火は湖上で打ち上げ、湖上で観覧。
迫力満点で久々の花火にうっとり。

夜は占星術アロマテラピー®︎カウンセリングセッションで
お話をさせていただく機会がありまして誠にありがとうございました。
このようにあちこちでやってみるのも楽しいなと思いましたので、
もしも呼んでいただけるのであれば全道各地を回ってみたい!
という夢がふんわり湧いてきた前泊の夜でした。

 

第2回阿寒湖フィジカルリトリートツアー「湧水を巡る旅」

 

3月7日7:30AM

前田一歩園森の案内人の野竿洋平さん(葉っぱくん)が前回に引き続きガイドをしてくれます。

今回のテーマは「湧水」

阿寒湖へ注いでいく源を求めて歩きました。
もちろん、雪の積もる森なのでスノーシューハイクです。
久々に出したスノーシューにワクワクしながらの参加。

と、森に行く前に血圧、脈拍、呼吸の数をチェックです。
集合場所に集まったらまず自分の脈拍と呼吸を確認します。
この時自分の体に流れているものと見つめ合うことになり
自分の声を聞くという体験になります。
普段は気にしないこともこうやって意識を向けることでフィジカルを感じる事ができ
このリトリートが生きていきます。

今回私の結果は、血圧122/84 脈拍75 呼吸13でした。
どのように変化するか楽しみですね(^^)

 

 

阿寒の森へlet’s go!

 

野竿くんのガイドで森に入っていくと鹿が餌場に集まっていました。
阿寒の森では樹木の保護のために鹿へ給餌をしています。
北海道では鹿は簡単にみる事ができる動物なのですが、
さすがに30頭くらい集まっていると圧巻!


鹿さんの足跡がたくさん!

お邪魔しまーすと言いながら森の奥へ。


ガイドのアナウンスを聞きながら進んでいきます。
森の中へ入るときにはいろいろな注意点があります。

今回は川の中を歩いて、森の中を歩いて、
今しかできないことを体験させてもらいました。
夏になると川の水量が増えるので長靴で歩くことができなくなるし
森の中も下草で歩けなくなるので雪があるときに森を歩くことは
サクサク歩けて、雑草にも煩わされず、
虫もいなくて最高の季節ということになります。

今朝の温度はマイナス20度ということで
川の中にはフロストフラワーがたくさん!

蜘蛛の巣にも霧氷がついていて幻想的というしかない光景が広がっていました。
空気も川も、森の音も川の音も、森の匂いと水の匂い。
五感が刺激されて、研ぎ澄まされていくのが分かります。


普段は気が付かないような蜘蛛の巣も可視化されて
寒い冬なのに生命の伊吹を感じました。


川に近い樹皮にもフロストフラワーが咲いています。
水の結晶も誕生し成長し針葉樹のような形へとなりこんなに綺麗。


川から少しだけ上にあるトドマツの葉っぱの裏にもフロストフラワー。
水蒸気が上がることによって結晶ができていきます。
マイナス20度の世界はどこを見渡しても強い生命力!

川の中はプラス気温になっているので川歩きの時は足元があったかいのです。
ズンズン進んでいった先には小さな滝がありました。

滝の下には独特の形をした氷ができていて
いつまでもそこにいたくなるような雰囲気。


まるで私たちを歓迎してくれているかのような光が差し込み、
妖精が戯れているかのよう!

 

森の奥では。。。

 

「森林ヨガ」を体験。
網走のジャスミン先生が誘導してくださいました。
先生のヨガのリズムと声のバイブレーションそのものが癒しでした。
ヨガはスノーシューを履いてできるヨガで身体がのびて
肺に入ってくるフィトンチッドを感じます。
身体がほぐれたら、今度は声を使ってバイブレーション感じます。
みんなで声を出してみると響あって気持ちいい。
その場にいなければわからない肌から感じる素晴らしい体験でした。


森で声を出してみると動物が答えてくれるのです!
音で感じるもの、肌で感じるもの、
全てが生きている!と感じます。

「樹とつながるワーク」では
好きな樹を選び、思い思い瞑想の時間を過ごしていきます。
ジャスミン先生の誘導で木々との対話をしていきます。

私は木の鼓動を感じてみようとおもい耳を傾けました。
樹木は真冬でも体の中にある樹幹には養分を吸い上げ
常に水が流れているので耳を当てると木の脈拍が聞こえてくるのです。
私が選んだ樹はこの樹。


瞑想しながら感じたのは「生命」
瞑想も誘導していただいているのですっと木と繋がり。
雪の冷たさはあまり感じなくてエンドルフィンが出ている感じ。
瞑想が終わってもホワホワしている感じで不思議でした。

ヨガで体が温まり、瞑想で心も温まり最高の時間の過ごし、
もっとここにいたかったのですが、
名残惜しいのですが帰らなければなりません。


川の中を歩いて帰ってくる途中、水が湧いてくる水源を
野竿さんが掘って見せてくれました。
常に地中から水が湧いているので一瞬の濁りがたちまち消えていきます。

当初2時間の予定だったのですが、
終わってみるとなんと4時間も森の中を歩いていました。
それでも全く疲れていなくて、
すごく軽くなったような感じ。


皆さんのこの笑顔も素敵!

素敵な時間も終わりまして
さて、お宿に帰って血圧、脈拍、心拍の測定です。
私の結果は血圧136/86、脈拍65、呼吸10でした。

外気温が寒すぎたせいか血圧は上がって
脈拍、呼吸数は下がっていました。

結果
血圧は上がっていましたが環境によるものだと思います。
脈拍や呼吸数が減っているので精神的には気持ちが落ち着き
ストレスは大いに軽減されたのではと思います。

第2回阿寒湖フィジカルリトリートツアーも怪我なく無事終了いたしました。
参加された皆様ありがとうございました。
ガイドしていただいた野竿さんにも、色々とお気遣いいただきありがとうございました。

ではまた!

 

阿寒の森の立ち入りについて

阿寒湖の周辺一帯の森は国立公園でしっかりと管理されている森です。
一般の方がゲートを超えて立ち入りすることはできません。
もしも森に行ってみたいと思われましたら、
阿寒湖エコミュージアムセンターなどにご相談してみてくださいね。

今回のガイドを担当してくれた阿寒湖エコミュージアムセンターにいる
野竿洋平さん(通称:葉っぱくん)は阿寒の森のエキスパートです。

YouTube 葉っぱくんチャンネルでは植物と戯れる葉っぱくんが見れます。

ABOUTこの記事をかいた人

結婚を機に以前からあこがれていた北海道帯広へ移住。 星とハーブに囲まれて自然と共に生きるホリスティックライフを実践、アロマテラピーやハーブの講師として活動を始める。 その後、占星術アロマテラピーと出逢い認定占星術アロマセラピストを取得。 また、占星術に完全に呼応するFirst Light Flower Essence of New Zealand®(ニュージーランドフラワーエッセンス)も取得。 リーディングセッション、ワークショップなどを通じ、 個々の魂の鋳型を読み解き癒すことで持って生まれた良さがポジティブに出る気づきと癒しの活動をしている。 https://linktr.ee/hoshinokaori_obihiro