桃の節句
今日は桃の節句ですね。
月は蠍座へと移動して、魚座の太陽&金星と優しい雰囲気です。
ふんわりとした花束のような気持ちになれるので
女の子の節句にピッタリ。
3月3日の精霊に守られているからでしょうか?
女性らしい品位のある方が多いと聞きます。
それも桃を守っていた中国の女仙がいたからかもしれません。
今日は桃の節句のはじまり、中国の神話から。
桃の節句は蟠桃会
蟠桃会(ばんとうえ)は陰暦3月3日に執り行われる
天界に住む最高位の女仙、西王母の聖誕祭です。
西王母は中国で古くから信仰されていて、
元々は人頭獣身の女神で非業の死を司っていたのですが、
時代を経ていくうちに不老不死の力を与える女神へと変化していきました。
西王母は不老不死の桃の仙桃を管理する女主人。
麗しく艶やかな人でしたので大変な人気がありました。
東王父と呼応して、隠と陽の神格化されたものになり
3月3日は隠の気が最も強くなるので宴を開かれていたそうです。
蟠桃会は長寿と富貴を象徴する宴会として知られています。
天空の遙池と蟠桃園を管理していた西王母が主催して、
神々や仙人達を招待し、仙桃をたべるのです。
西王母が管理する蟠桃園には3600本の桃の木が植えられています。
手前の1200本は3000年に一度熟し、これを食べたら仙人になれ、
中程の1200本は6000年に一度熟し、これを食べたら不老不死が得られ、
奥の1200本は9000年に一度熟し、これを食べたら天地のあらんかぎりに生きながらえる。
とされていまして西遊記で有名な孫悟空はこの一番奥の桃を食べてしまったという逸話もあります。
桃のアロマは女の子の香り
ピーチの香りはとても可愛らしくてザ・女の子という香り。
桃の香りは誰でも想像するのに簡単な香りだと思います。
この香りの香気にはγーウンデカラクトンという成分が含まれています。
ラクトン類に含まれるのですが、通称アルデヒドC−14と呼ばれていて、
ピーチアルデヒドと呼ばれるようになりました。
他の食品にも含まれている香気なので特別ではないのですが、
食品のフレーバーや香水にはよく使われています。
γーウンデカラクトンには若い女性の体臭の香りが含まれているそうで
特に10代、20代の女性にはこの香りの濃度が高いそうです。
香りを嗅ぐことで女の子が可愛らしく変身できるし、
仕事の能率もアップしているという研究データもあります。
また、クセもなく誰にでも愛される香りだからこそ、
ピーチの香りは女性が魅かれて男性を誘惑する香りなのでしょうね。
ピーチの香りが使われている香水はとてもたくさんあるのですが
中でも有名な香りをご紹介いたしますね。
桃の節句にふさわしいピーチが入っている香り3選
ゲラン「mituko」
mitukoは1919年に販売が開始されたというすでに100年を超える歴史があります。
フルーティシプレーと呼ばれるグリーンでフルーティな香りを世界で初めて作りました。
柑橘系の香りのトップ、お花の香りのミドル(ピーチはここ)、大人の雰囲気のあるベース。
ずっと世界で愛される香りは間違いありません。
クリスチャンディオール「ジャドールインジョイ」
香水瓶もフェミニンで可愛らしいフォルム。
トップはシーソルト、ミドルは南国の花、ベースにピーチという構成で
最後まで残る香りはお花の香りとミックスされた女の子らしいピーチになります。
華やかな香りなので、大人のステップを踏みたい女の子におすすめ。
ランコム「トレゾア」
宝物という意味のトレゾア。
ノンアルコールで作られている香水は珍しく上品な香り。
トップはローズ、ピーチ、ミドルはイリス、ミュゲ、ベースはサンダルウッド、バニラ
といった感じで愛らしさの中に大人の気品が漂う香り。
お花の香りが多めなので甘すぎないところがいいところですね。
香水の香りはここに書き出しただけで構成されているわけではありません。
ほんとにたくさんの香りを組み合わせて作られていますので全てが個性的。
そこが魅力的です。
ほかにも服を選ぶように香りを探検してみて!
香りはあなたのお守りになりますよ。
ではでは、
今日もブログをお読みいただきありがとうございました!
桃の節句、良い時間をお過ごしくださいね。