2024新里ひろき来日セミナー

１１月９日～１０日にかけてノエルティル式心理占星術で師事している新里ひろき氏が日本でセミナーを開催され参加してきました！
過去には年に一度行われていたセミナーでノエルティル先生が来日されて開催されていたのですが、コロナによりこの数年はセミナー開催に至っていませんでした。今年の春から待ちに待ったのでいよいよという感じでした。

セミナーのテーマは成長と発展の鍵

今回は「来日心理占星術セミナー　成長と発展の鍵となるテーマ」について二日間の日程でセミナーを受けました。
心理占星術は心理学に基づいた理論で展開される占星術なので、当てに行く星占いとは一線を画します。もちろん、占星術なので生まれた場所や生年月日から作るホロスコープを元に話を進めていくのですが、ここではそれはその人個人を理解する道具として使っていきます。

生まれ育った環境や経歴はもちろん。成長するにつれ、どのような感受性を得てどう受け止めているか。
そして、ホロスコープの中には緊張があり、その緊張を使いこなすことができるようになればクライアントの成長が望めます。
「セラピストがそこに気が付くことができるかどうか」も重要な視点となるのでセラピストはここを訓練しないといけませんが・・・。
カウンセリングは限られた時間の中での話し合いになるので短い時間なのですが、クライアントへの理解は出生データをいただいた時点で始まっています。ホロスコープを使うことで何時間も短縮することが可能になるわけです。話し合いの中でよくあることは、クライアントがその問題だけに集中している状態から、「広い視野で流れをキャッチして整理していく」そんな状態へ変化します。結果的には、カウンセリングを受けることにより自分で考えて成長するきっかけをあたえられるように話を進めていきます。

ホロスコープから読み取れる成長と発展の鍵。

人には必ず強い部分、弱い部分が必ずあります。
占星術的な視点で考えていくと強い部分や良い流れを作る天体は、個人においての活動で発揮されやすいので本人でも気が付きやすい部分。その人の人格や行動力、思考を現実に変える力や外に発揮する力、強い精神力といった形で、いわゆる、目立つ部分になります。
弱い部分は個人にとっては傷のようなものになり、表に発揮されない心の痛みだったり、辛い環境や反目する部分。人には言えないような秘密もそう。弱い部分を克服して成長を促すためにセラピストがサポートしていくことができる。でも、その経験を通して自ら発展させる力を持っているのはあくまでクライアントです。

出生図というものは、生まれた瞬間を切り取った人生設計図で一生変わることがない星の配置になります。でも、動かないわけではありません。人は生きているうちに様々なことを経験し、感じて変わっていくことができます。それは成長です。占星術という技術を使って、成長する過程を知ることは、自ら発展させる力を知ることにつながります。でも、それって意外に自分では気が付かないのです。

ミニセッションは最初の5分で核心を突く

心理占星術のカウンセリングは通常の占星術セッションとは違い、人生を振り返りこれからの自分をクリエイトしていくための占星術の技術です。本当のことを伝えることが使命になっているので本気でぶつかってくるクライアントが多くなると思います。
ノエルティル式心理占星術マスターコースジャパンで教わるカウンセリング技術はとても奥が深く実践的なものです。最初の５分で核心を突くも教えていただいたことの一つです。今回ミニセッションを通して、先生の言葉が終始一貫しておりカウンセリングの真髄を見せていただきました。ここに集っている生徒たちは皆さん占いという域を超えた部分のホロスコープの使い方に共感されて学びを深めている人たち。その生徒のために全力で答えを教えてくれた新里先生に感謝です。

二日間のセミナーの内容が濃すぎてまだまだ学びは続きます・・・。