2025年9月23日太陽が天秤座へ:風の時代の第二章の始まりへー秋分図リーディングー

2025年9月23日太陽が天秤座へ:風の時代の第二章の始まりへー秋分図リーディングー

2025年9月23日 午前3時19分、太陽が天秤座に入り、秋分を迎えました。
昼と夜の長さが等しくなるこの瞬間は、自然界のバランスだけでなく、私たちの内なる均衡や人間関係、社会構造の転換を象徴する重要な天体イベントです。

特に今年は、日食を伴う乙女座新月、火星の蠍座帰還といったイベントののち、秋分を迎えるというドラマチックな展開を見せていて、「風の時代」第2章の本格始動とも言える年。秋分からは、新たな秩序への移行期において、私たちがどのように“個”として立ち、他者と共にあるかという、深い問いが浮かび上がってきます。

2020年末の木星・土星グレートコンジャンクションで幕を開けた風の時代。
そこから5年、私たちは今、第2ステージ「実装と連携の時代」に突入しています。

冥王星水瓶座、天王星双子座への移行を経て、風のサイン(双子座・天秤座・水瓶座)にそれぞれ天体が入っており、風の時代が現実に根付き始めたことが明白になっています。自由、情報、つながりにフォーカスされていき、土の時代までの価値観が変わりつつある今。今年の秋分図は2ハウスで起こります。これから半年は「価値感」「本質的な喜び」「お金や財」「現実化する力」に気づきがあることでしょう。

地に足のついた風 ― 理想と現実を“つなぐ” ―

この秋分を境に、「風の時代」はただの概念や理想ではなく、現実の中で形になり始める段階へと入っていきます。それが、「地に足のついた風」というテーマの本質です。

この秋分を境に、「風の時代」は単なる理想論や抽象概念のフェーズを超え、私たち一人ひとりの現実の中で具体的な形を取り始める段階へと移行します。
それは、情報社会の加速でも、つながりの広がりでもありません。
もっと個人的で、生活に密着したレベルにおいて、「あなたがどう生き、誰とつながり、どんな言葉を発するか」という日常の選択に、その風が「地に足をつけて」入り込んできているのです。

理想はただ憧れるだけでは手に入らない。
理想を現実に引き下ろすには、土のような粘り強さ、火のような意志、水のような共感が必要です。
風の時代とは、ただ「軽やかでいい時代」ではありません。
むしろ、“目に見えないもの”で現実を動かすという、これまでにない難しさと向き合う時代なのです。

もはや風の時代は、空気感ではありません。
テクノロジー、教育、社会制度、働き方、コミュニティの在り方――すべてが風的に変わっていく時代に、本格突入しているのです。

これまでのように「いつかそうなるだろう」と他人事のように語る余地はありません。
風の時代を“生きる”のではなく、“つくる”フェーズに私たちは入ったのです。

秋分図リーディング

2025年秋分図では、太陽が天秤座、天王星が双子座、冥王星が水瓶座にあり、風のエレメントが強調されています。
これは、まさに風の3サイン=「対話」「情報」「未来のビジョン」が協働し始めたサインです。

天秤座の太陽は「関係性の再調整」を。
双子座の天王星は「情報と思考の橋渡し」を。
水瓶座の冥王星は「集合意識と社会構造の刷新」を。

この星たちが一体となって問うてくるのは、
「あなたは自分の声を、誰と分かち合いたいですか?」
「その自由、他者との関係性の中でも活かせていますか?」
これは、「個」を強める時代から、「個と個が支え合い、共に在る時代」へのシフトでもあります。

風は本来、軽やかで、自由で、形を持たないもの。

2020年以降の風の時代第一章では、私たちは「情報」「自由」「個性の解放」「つながり方の変革」といった流れを体験してきました。けれど、ここにきて「風の軽さだけでは前に進めない」という感覚に気づいている人も多いはず。

風の時代は「空に浮かぶもの」ではありません。
むしろ、「目に見えないけれど、人を動かす確かな力」として、社会の現場・暮らしの中に根を下ろし始めています。

あなたの理想を理想のままで終わらせないために、現実的な行動力を発揮するためには、

「あなたの風は、誰の心を揺らし、どんな景色を運んでいますか?」
「その理想、ちゃんと地面に届いていますか?」

ここで一旦、足元を確認すると良いでしょう。
手持ちのカードを並べてみると、突破できるヒントが隠れているかも。

理想だけでは届かない。地に足をつけた“風”の時代へ

風の時代は、論理的・客観的な情報を尊重します。
でも、感性を軽視すれば、それはただの“空虚な知識”になってしまうでしょう。

・言葉にする前に「自分が何を感じているか」を感じてみる
・思考を使いすぎた日は、身体を動かして感覚に戻る
・相手を説得するのではなく、「感じていること」を伝える練習をする

風の時代は、孤立ではなく独立を求めます。なので、共同作業も必要とされていくのです。
そして、独立した者同士がつながる世界を築いていくのです。

天秤座のテーマでもある「共存と自立のバランス」は、まさに今、私たちに課されている課題です。

自分の表現をどう社会と接続するか

天王星が双子座に入った今、「言葉」「発信」「創造力」が社会と自分をつなぐ回路になります。
ただ感情を発散するのではなく“社会に届く形”で表現することの重要性が高まっていきます。

何を誰に届けたいのか?どの媒体が今の自分に合っているのか?

それは必ずしもSNSでの発信だけではありません。
絵を描く、文章を書く、歌をうたう、ただ想いを伝える――
あなたの“風”が吹く場所を、秋分のタイミングで見つけてみてください。

・風の時代、地に足をつけるということ
・夢を見ながら、現実に働きかけること
・他者とつながりながら、自分の軸を保つこと
・情報を受け取るだけでなく、自分の声も出すこと
・自由を語るだけでなく、自由の責任を持つこと

これが、「地に足のついた風」を生きるということ。
この秋分は、私たちにそれを「形にしよう」と促しているのです。

2025年秋分は、「ただの切り替え」ではなく、時代の回路が切り替わるスイッチのような時間です。

自分に問い、自分を通して世界と向き合う。
「私という風」が、この世界に何を吹き込めるかを、
どうか感じてみてください。

天秤座の香り

愛と調和のエネルギーをもたらし、女性性のバランスを整えます。オープンになったハートは、うまく自分を主張しながら相手といい関係を保ち、愛や幸福がスムースに流れることをサポートします。
社交、結婚、パートナーなど人とのつながりにフォーカスしたいときに使います。

100%天然精油
内容量:5ml(100滴)
ブレンドの精油:ゼラニウム・パルマローザ
香り:華やかで気品のある香り
サポートするエネルギー:愛、バランスをとる、正直、直感的な判断力、協力、喜び、問題を明るく照らしみる、平和を愛する、内側の確信

時代の流れに乗りたいときに、香りがサポートしてくれるでしょう。

あなたの風は、もう動き始めています。

ABOUTこの記事をかいた人

結婚を機に以前からあこがれていた北海道帯広へ移住。 星とハーブに囲まれて自然と共に生きるホリスティックライフを実践、アロマテラピーやハーブの講師として活動を始める。 その後、占星術アロマテラピーと出逢い認定占星術アロマセラピストを取得。 また、占星術に完全に呼応するFirst Light Flower Essence of New Zealand®(ニュージーランドフラワーエッセンス)も取得。 リーディングセッション、ワークショップなどを通じ、 個々の魂の鋳型を読み解き癒すことで持って生まれた良さがポジティブに出る気づきと癒しの活動をしている。 https://linktr.ee/hoshinokaori_obihiro