火星と金星が水瓶座へ
火星と金星が同時に水瓶座へ入っていきます。
しっかりと足元も見つめる山羊座に対し、水瓶座は未来を見つめ先のことを考えていきます。
火星と金星は男性と女性を象徴する天体。恋愛の方向性が方向転換をはじめ今よりももっと遠くのことに視点が移っていきます。
パートナーがいる人は将来像を描くこともいいですね。パートナーがいない人はサークルや趣味などの同じ意思を持ち活動する仲間と急接近があるかも。
金星は愛と平和。火星は積極性と勇気。
金星は愛と美の神ヴィーナス、火星は戦いの神マルスが守護神としてつながりがあります。
金星は牡牛座と天秤座と関係があり、牡牛座の感覚を味わうことや天秤座の平和の世界観を愛でることを体験させてくれます。季節はちょうど春と秋にあたり花が綺麗な時期だったり、紅葉な綺麗な時期で優美な感覚を刺激されるときです。
金星は古典から愛情と戦争の両方の側面を持って解釈をされていたのですが、愛情の側面がクローズアップされるようになっていきました。
ギリシャ時代の金星アフロディーテは最高の愛の神、メソポタミア文明の時の金星イシュタルは災いをもたらす荒ぶる神。そこから発展していき現在の金星の解釈へと辿り着いているので金星は愛と戦いがセットの天体であるのですね。愛の側面は愛憎と言われるように紙一重で、しかも親しくしていた人ほど憎しみも倍増していくという研究結果があります。
一方、火星は
バビロニア時代の火星ネルガルは戦争の神。ギリシャ時代はアレスの星。ローマ時代はアレスの子供マルスがローマを建国したということで戦争の神でもあり正義の神になっていく。
時代背景的に常に戦いがあり領土を奪い合うようなとき。戦争はつきものだったのかもしれません。積極的に戦うことを讃えていて、強いものが勝者の時代。
ローマ時代は紀元前500年くらい前から始まっています。ちょうど今から2500年前の話です。今風の時代へと移り変わっていきますが、ローマ時代も同じように風の時代なのです。
ですから、それ以前の戦いの歴史は土の時代の考え方でローマ時代以降は風の時代の考え方へと移行していきマルスが正義の神に変わっていった可能性もあります。
今では積極性や勇気、攻撃性、アグレッシブといった活力を象徴しています。
水瓶座に移行することで変わる恋愛観
今までいた山羊座は土星を守護星としているので、堅実に愛を育むという土星的な要素を体験済み。
そこから発展させていくことがこれからのテーマになってきて、恋愛してラブラブだった時代から、堅実な愛=結婚し家庭を築く時代、お互いを信頼し性別を超え愛を昇華しパートナーとしての関係性を作る時代を水瓶座ではレッスンを受けます。
もちろん一気にそんなことができないよと思われるかもしれません。当然時間の経過が必要になるのでここでそうなるんですよとお伝えするわけではありませんが、このプロセスを二人で認識していくことで水瓶座的な恋愛が発展していくと思います。
今までの常識的なお付き合いから発展していくポイントは、
・お互いの個性を認め合う
・平和で調和的な話し合い
・信頼し合うコミュニケーション
・違うことをしていても将来設計が決まっていたら大丈夫だという恋愛観。
より広い世界、より広い視点を持ってお付き合いできる人との出会いがあなたの世界も広げてくれるのではないでしょうか。